IPTVに関する標準化団体


その他の分野がそうであるようにIPTVに関しても
やはり標準化団体がいくつか存在する。
まだ、複数乱立という感がある。
また、以下はかなりScopeの違うプロジェクトを羅列している感はある。


1.ITU-T
云わずとしれたITU-T
  現在、NGNを決めるグループとは別に
  ITU-T勧告A.7で規定されたFocus Group "FG IPTV"というところができ、
  そちらでIPTVについては議論されている。
  NGNとは別枠にFGを設けたのはスピーディーな意思決定を促すため。
 
IPTV-FG内では以下のようなFGができている。
  WG1 – Architecture and Requirements
  WG2 – QoS and Performance Aspects
  WG3 – Service Security and Contents Protection
  WG4 – IPTV Network Control
  WG5 – End Systems and Interoperability Aspects
  WG6 – Middleware, Application & Content Platforms


2.ATIS(Alliance for Telecommunications Industry Solutions)
北米の通信事業者が中心となり
  −アーキテクチャ
  −QoS
  −メタデータ
  −DRM
  の観点から事業者間のInteroperabilityの確保を目指す。


3.ISMA(Internet Streaming Media Alliance)
  既存規格からより良いものを抽出したり


4.DVB(Digital Video Broadcasting Project)
欧州のDVBに関する標準化団体


5.IPTV OCC(Oversight and Coordination Committee)


6.CEA(Consumer Electronics Association)


7.DLNA(Digital Living Network Alliance)

   
8.IPDR(Internet Protocol Detail Record Organization)


9.IPTV Standard Initiative   


など。。。なんとなくATIS対DVBかなと勘ぐってしまう。
ITUーTがどう包括するか。
まあ、びみょーにScopeが違うかも。

この辺にもっと詳しいことは書いてある。
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/2010cabletv/pdf/060526_4_3.pdf