Adobe Media Player PhiloとMS Silverlight
Adobe、マイクロソフト両者それぞれの得意領域に乗り入れ。
競争激化の前兆。Online Video PlayerとOffline Video Player
の境界線が曖昧になっていく予感。
まず、Adobe側の攻撃。
NAB2007(National Association of Broadcasters)*1において、
AdobeはAdobe Media Player(コードネームPhilo)を発表した。
これはマイクロソフトのWindos Media Playerなどに代表される
Software Download型の製品のようだ。
価格は無料。提供は今年末。
特徴は
- アップロードされたビデオをRSSフィードを使ってSubscribeしたりUpdateしたりできる。
- またStreamingもできる
- 色々な方法でビデオに広告を挿入できる。
- 例えば、最初に広告を何秒か表示する、
- 画像の中にテキストを埋め込む
- 小さなClipを入れたり
- またその広告のビュー数を数えたり、管理したりできる。
といったかんじ。
ちなみにForrester Researchによると、*2
それらOffline Video Playerの現在のマーケットシェアは以下のようになっている。
自分のように一人で複数のPlayerを使っている人は少なからずいると思うが
どのようにカウントしているのだろうか。。。
一方、マイクロソフト側の攻撃。
マイクロソフトもNAB2007においてSilverlightという
AdobeのFlash Playerに対抗する製品を発表した。
SilverlightはWindows Presentation Foundation/Everywhere(WPF/E)
というコードネームで以前から噂されていたもの。
などがパートナー企業として名乗りをあげている。
4月30日から開催されるMIX07*3で
Silverlightのデモ版を披露する予定である。
下記のビデオの中に出てくるデモ版の動作を見る限り結構面白そうである。
http://video.google.com/videoplay?docid=7649945090972708638&q=Adobe+player